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【吉藤オリィ】君はもう独りじゃない~孤独のない世界を目指して~【前編】

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東京タワーにほど近い場所にある“オリィ研究所”
そこは未来なガジェット、もといロボットを筆頭に様々なツールを開発している。
そんなオリィ研究所を牽引するのが、鳳凰院凶真…ではなく吉藤オリィさんである。
いや、まさに自分の発想を実現していく姿は正しき発明家と言える。
そんなオリィさんが心血を注ぎ産み出した「OriHime」が今、注目を集めている。
孤独を解消する分身ロボット「OriHime」を開発するオリィ研究所、ひいては吉藤オリィさんは、どんな未来を想像しているのだろうか。

■そもそも孤独ってなんだろうか

まず、孤独とは何かという話なんですが。
個人的には非常に難しい問題だと思っています。
Googleに「孤独 とは」って聞いても上手い答えは返ってこなくて、
かと言って哲学的な問答がしたいのかというと、そうではない。

そもそも、オリィさんの考える孤独ってなんだろうか。

「一言で言うと、“孤独であると思ってしまう状態”のことです」

・・・いや、禅問答か。

「もう少し言うと、孤独とはストレスを感じる状況です」
オリィさんは、このストレスを味わってきたという。
例えば身体が動かなかったり、外とのつながりがなかったりする状態は、
わかりやすい孤独状態なのかも知れない。
そういった状況でどんなことにストレスを感じるのか。

居場所がない。
役割がない。
…自分なんて必要ない。

そう思うことが孤独状態を引き起こすストレスの源泉なのかも知れないと、オリィさん自身が強く感じているそうだ。

■なぜオリィさんは孤独と向き合うのか

19歳ごろまで人前で話すことが苦手だったオリィさん。
高校時代に、身体が不自由だったこともあり便利な車いすを作ろう!と思い立つ。
その車いすが賞を取り、アメリカで発表をすることになり、今までとは違う世界へ飛び出していくきっかけになったと言う。

そこで出会った、生きがいを持ちキラキラしていた同年代の研究者たちに
衝撃を受けることになる。
生きることが辛かったオリィさんにとって、
「自分はこの研究のために生まれてきた」
と言い切れる彼らに強い憧れを抱くのは当然のことだった。

発明品がグローバルに取り上げられる“スーパー高校生”として認められていたオリィさんの元には、いろんな相談事がやってくるようになる。
老若男女問わず、困りごとを持ってくる人々を見て、
「自分なら世の中の困っている人たちを助けられるかも知れない」
と感じたオリィさんは、研究者の道へ進もうと決心したのだという。

■孤独から脱出するキーワードとは

オリィさん自身にとって、
居場所がなく、役割がなく、自分など必要とされていない状況とは、
気の合う人がいない、居場所と思えない場所にいることと同義だと言う。
サッカーが嫌いなのに、サッカー部にいるような気分と一緒だ。

じゃあサッカー部に入らなければいい?

それだけで孤独が解消されることはない。
選択肢がないという状況こそが、孤独を生み出す根本原因である。

オリィさんは自身の経験上、

「人と出会い、憧れた」

ことで、選択肢を得て孤独から脱出できたように、新たな孤独を生み出さないための道行きを歩いているのだ。
精神的、身体的な制限に囚われることなく、自由に選択ができる世界に孤独解消の鍵が眠っているのだ。

後編へつづく

漫画=こうや豆腐@toufu_0141
取材・文=齋藤春馬(@st_hal_
編集=中嶋駿
編集部Twitter:@if_comic
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