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人類の未来が、想像以上にエンタメだった件について…!!【未来と芸術展ルポ/後編】

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慣れない六本木の地に降り立ったイフ編集部の檜山と齋藤。
目的は森美術館で3月までやっている「未来と芸術展」!

「これからのライフスタイルや近未来の人間像を考察するための展覧会」
という説明文にウキウキワクワクで入った我々だったが、
なんだか様子がおかしくなってきたぞ!

未来の都市計画、未来の建築物に胸を躍らせた二人の前に現れたのは、

「人工の脳を取り付けられたシンセサイザー」

何を言ってるかわからねーと思うが、俺もなにを見せられたのかわからなかった……(前編を読んでいない方はコチラから!)


■突如現れる“やくしまるえつこ”

呆然としながら、次なるゾーンへ入った我々を待ち受けていたのは、
なぜか“やくしまつえつこ”の歌。
「わたしは人類」
様子のおかしい容器に入ったナニカがゆらゆらと揺れながら、貼られたテープには「わたしは人類 培養中」と書かれていた。

どういうことだ!?

周りを見渡すと、
・人工的にリデザインされた心臓
・再生されたゴッホの耳
・半生命体の人形
などなど

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春馬「めっちゃかっけぇ! 最新技術による人類の新たなる可能性を見せられているのかむしろ人間など必要ないのではないかというそういう話なのではないのか(オタク特有の早口)」
檜山「もういいです大丈夫です次行きましょう(SAN値ピンチ)」


■人とはなんなのか。正しい倫理観とは何か

次に待ち受けていたのは、後天的に改造された赤ちゃん。
改造というと語弊があるかも知れないが、
・ストレスに耐性をつけるため、カフェインを効率よく摂取する形態の赤ちゃん
・空気力学に基づいた赤ちゃん
などなど。

能力特化に最適化された赤ちゃんの模型が並ぶ。
ミュータ〇トか? コーディ〇ーターなのか?

そして続く、オランウータンと交配した人間の子供を大事そうに抱える模型や、いろんな職業になりたい夢を語り続けるアンドロイドの映像。

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「何が正しい倫理観なのか」と問いかけてくる作品群に、檜山は茫然と立ち尽くし、齋藤はキャッキャッとはしゃぐのであった──


極端な話、人間同士で肌の色が違ったり、言葉が通じなかったり、考え方の違いが現れるようなものだ。
大事なのは中身。人間中身が大事なんだよ。
容姿とか、外面的な要素に囚われているからダメなんだよ。
だからもうちょっと自分もモテていいと思う。


■未来と芸術展に行こう!

私たちが知っている最先端技術は、本当の最先端ではない。
と大声で叫ばれたような気分だ。

最新技術に彩られた未来と芸術展は、決して底抜けに明るい世界ではなかった。

様々な可能性を、様々な角度から波状攻撃のように絶え間なく提示される空間では、
なんだか「ヒトとはなにか」なんて思春期の悩みごとがフラッシュバックしてくる想いだった。

それでも、未来と芸術展には、私たちが向き合わなければいけない未来の姿があったのかも知れない。
アートだから語れる「テクノロジー×未来」がここにはあったのだ。

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終わり!!


漫画・イラスト=いこ(@sabakaburi
取材・文=齋藤春馬 編集=檜山(@mek_sake
編集部Twitter:@if_comic
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