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【後編】真の多様性を手に入れろ!BipolarDiaryから見える新しい世界のハナシ

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グレ〇ラガン味あふれるマンガになってしまいましたが、
言いたいことはなんとなく伝わったのではないでしょうか…!

もし、身近な人が精神疾患を発症したらなんて声をかければいいのか。
思わず「ゆっくり休んで、病気を治して戻ってきて」なんて言ってしまいそうだ。

■どんな状況なのか・現状と認知度の低さ

普通なら、やさしい発言として捉えられるかもしれない。
しかし、精神疾患に完治という言葉はなく、置き換えるなら寛解という状態が世間で言う完治に近い。
治るわけではなく、ある種の小康状態であったり、症状が穏やかになるという状態がゴールになる。
「病気を治してね」という言葉に悪気があるわけではないが、“理解がある”言葉でもないということだ。
このような小さな誤認が、日本の社会全体における精神疾患の認知度を示していると言ったら言い過ぎだろうか。

Remaさんを含めて、精神疾患に何らかの形でかかわった人々は、この認知度の低さに警鐘を鳴らす。
前編で、精神疾患は「交通事故」のようなものと表現したが、それは誰にも起こり得る隣の世界ということだ。
精神疾患への認知度を上げることは、発症者が社会復帰する際に必要だ。
繰り返しになるが、それは遠く離れた世界の他人の話ではなく、すぐ隣にいる誰かの話なのだ。

■多様化する社会の中で

精神疾患を発症したらどうすればいいだろうか。
まず、症状の寛解を目指し、寛解した後は社会復帰(リワーク)を目指す人が多いという。
ただし、ここでも苦しい選択がある。

「オープンでいく? それともクローズ?」

精神疾患について、隠すか隠さないか。
Remaさん曰く、疾患のことを隠さない人は少なく、ほとんどの人は隠していると言う。

なぜ隠さなければならないのか。
受け入れてもらえないという恐怖もあるだろうし、なにより偏見にさらされることで、いわれなき扱いを受ける恐怖からかも知れない。

ダイバーシティが声高に叫ばれる昨今ならば、精神疾患を発症した人々をどう受け入れるのか。
どう居場所をつくっていくのかを考えるべきだろう。

最近の研究では、双極性障害は遺伝的要因も強いということがわかっている。
単純な話、今後は双極性障害の発症者数は増加の一途を辿るということであり、これは社会全体で考えなければいけない時期と、変わっていく契機と言えるかも知れない。

■真の多様性社会を目指して

双極性障害を発症した人物には、マライア・キャリーやカート・コバーン、太宰治や宮沢賢治、諸説あるがベートーヴェン、ゴッホ、ゲーテ、夏目漱石など、そうそうたる面子が名を連ねていることをご存知だろうか。

「だから彼らと同じように」と乱暴な言い方をするつもりはないが、何かに特化して能力を発揮する人がいることも精神疾患の特徴と言える。

もしかしたら、精神疾患は進化の過程なのかも知れない。
変革していく社会、環境、テクノロジーの中で、人類だけが変わらないままというのはおかしいのではないか。
つまり、この進化についていかなければ、淘汰されるのは我々かも知れない。

そんなSF考察はさておいても、精神疾患から生まれる個性を最大限発揮することで、さらなるパフォーマンスを生み出すための変革は急務だろう。
Bipolar Dairyは、その嚆矢となるかも知れない。

その変革が世の中に受け入れられたとき、
世界は真の多様性を手に入れることが出来るのかも知れない。

前編はこちら!!!
【前編】真の多様性を手に入れろ!BipolarDiaryから見える新しい世界のハナシ

漫画=志岐佳衣子(@sikikeiko
取材・文=齋藤春馬(@st_hal_
編集=檜山萌子(@mek_sake)・岡崎寛之


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